ワクチン配布による超低温用温度センサの需要増加—ヘレウスネクセンソスは生産キャパシティーを強化

Germany - Kleinostheim, 07.12.2020

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ワクチンやその他バイオ医薬品など、温度の影響を受けやすい医薬品には確実なコールドチェーンを提供することが、製薬業界において主要な 課題となっております。

ヘレウスの白金測温抵抗体(RTD)は、過酷な超低温用センシングアプリケーションに最適です。ドライアイス(-78 °C)下で信頼性の高い正確な温度測定を提供し、-200 °C までの温度測定が可能です。白金測温抵抗体は、長年ご使用いただいてもドリフトが極めて少なく、測定デバイスの信頼性の高いデータ収集を長期間にわたり可能にします。この信頼性は、温度に敏感な生化学的合成プロセスの正確なモニタリング、そして出荷から保管までの完全なコールドチェーンロジスティクスのための確実な温度管理とモニタリングにつながります。

"超低温域温度測定用のヘレウス製白金測温抵抗体は、優れた精度をご提供します。出荷数5億個以上という実績が、厳しい環境下での信頼性と卓越した性能を証明しています。特にSARS-Cov-2のワクチン輸送におけるクライオ(超低温)チェーンの有効性と安全性をサポートできることを嬉しく思います"とヘレウスネクセンソス社長であるラルフ・メシュカットは述べています。" 私たちは2020年に拡充した生産キャパシティーを需要が急増しているこの分野に活用しています。効率的な生産計画により、秀逸的な納期を実現いたしました。"

ヘレウスネクセンソスは、白金ベースの測温抵抗体(RTD)の世界市場および技術リーダーとして、アメリカ、中国およびヨーロッパのアプリケーションセンターを通じて、世界各国のお客様に技術サポートを提供しております。豊富なサイズを取りそろえた白金測温抵抗体は、様々な産業用アプリケーションにご使用いただけます。ネクセンソスの生産管理システムとグローバルでの在庫管理により、短いリードタイムと柔軟な供給体制を実施しています。

白金ベースのセンサは、高度なアプリケーションの温度測定に最適です。抵抗値がリニアに変化する特性により、全測定範囲にわたって正確な温度検出をします。例えば、製造プロセスの温度管理、輸送中の超低温輸送ボックスまた超低温貯蔵クーラーの温度のモニタリングが含まれます。白金測温抵抗体は -200~+1000 °Cの広範囲の温度測定に使用されています。 自動車システムや発電所などの厳しい環境下で使用されているネクセンソスの白金測温抵抗体は、15~20年の長期ライフタイムで稼働しています。