イグナイトテクノロジー

Heraeus Ignite Technology

アークおよびフラッシュランプは多様なアプリケーションに使用されています。レーザを基にしたレンジファインダー(光学視差式距離計)の正確な距離測定、工業用途でのレーザ励起、美容および疑似太陽光シミュレータアプリケーションにも用いられています。これらのランプは信頼性が求められ、一定し再現性に優れたイグニッションプロセスが必要になります。

ヘレウス・イグナイト・テクノロジー(HIT)は、アークおよびフラッシュランプにあるトリガスポットがあります。新しく特別に開発された製造ステップにより、電極材料を特定の形態でランプの決められた場所に真空蒸着します。これによりイグニッション電圧を下げ、イグニッションプロセスをより信頼できるものにしています。

  • 石英への汚染物質を低減
  • ガス中毒を軽減
  • 有効アーク領域が縮小しない
  • 一貫した繰り返し性のある結果
  • 寿命への悪影響なし

トリガ電圧の低減

レーザ加工により、定められた量と形の気化材料が石英の内部表面に形成されます。これは石英材料の光学特性に最小限の影響しか及ぼさないため、ランプ寿命は損なわれません。

  • 本プロセスはイグニッション電圧を大幅に低減します。
  • イグニッションプロセスがより信頼でき、より一定したものになります。
  • パルス発生器を取り換えずに、より力強いランプを利用できます。
  • 事業者は、手持ちの利用可能な装置を使用でき、明確に効率が上がる可能性があります。

  • トリガが弱い、または不確実であると報告される場所
  • 既存psuトリガ回路に限界がある場合
  • ACランプにもDCランプにも使用可能
  • 陽極にも陰極にも適用可能
  • 空冷および水冷アプリケーション